令和5年の幕開けに際し、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
日頃より(一社)長野県LPガス協会の取組みや諸活動に対し多くのご理解ご支援を賜りますことに厚く御礼を申し上げると共に、皆々様の晴れ晴れしい新年をお慶び申し上げます。
当協会は、多くの消費者の皆様に安全安心で快適なLPガスをご利用いただく為に、長野県内に所在するLPガス販売事業者を会員とする団体であり、県内10ある支部と連携を図りながら様々な活動をしております。
LPガスは政府発表の「2050カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」において削減を求められている「 炭素 」を主とするエネルギーですが、今後様々な技術革新が進む中においても、脱炭素を求める潮流に対して殊更異を唱えることはありませんが、正しい視点で必要な情報を多くの皆様に伝え、発信することが重要であると考えています。その中でも、LPガスは災害に強いエネルギーである事実を私たちはさらに強く発信し続け、災害時にはエネルギー供給の最後の砦としても期待される分散型エネルギーであることに誇りを持ち、その存在意義を内外に伝えていく使命を持っています。
いつ発生するかわからない災害。その災害発生時において最初に求められるのが何よりも命を守る行動です。長野県LPガス協会では、特に避難所等に指定される公共施設や体育館等に災害用バルクや空調設備等を順次整備することを積極的に関係諸団体に積極的にPR推進することによって、独立した電源を確保し、命を守る快適な環境を県民の皆様にお届けしたいと思います。
その実現の為に会員及び各支部との連携を図りながら、令和5年の幕開けと共に心を引き締め、実現できるよう邁進していく所存であります。
令和4年はロシアのウクライナ侵攻に端を発した世界が混沌とした年でしたが、エネルギーに携わる私たちLPガス業界に身を置くものとして、本年は世界のエネルギー情勢が安定し、皆様に安全で快適なLPガスを供給できることを願いながら、業界全体で一丸となり、LPガス業界を牽引して参りたいと思います。
本年が皆様方にとりまして幸多き年になりますよう、心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和五年元旦
(一社)長野県LPガス協会
会長 宮川 浩